加藤正治 先生(コーディネーター)
山口志穂 先生(DH)・片山章子 先生(DH)
最初にコーディネーターの加藤正治先生が、「セルフケア処方からはじめるケア型診療の新しいスタイル」との演題で、患者さんのセルフケアを啓発するためには、どのような状態のどのような人に(個人)、何をどのように使って(処方)、どのように取り組むのか(計画)、3つのキーワードに注目する必要があると解説された。
山口志穂先生は「一人ひとりの患者さんへの効果を得るための予防プログラムを考える」と題し、主に動的治療期間中にどのような予防プログラムを組み立てて実践し、どのような効果が得られたのか症例を通じて発表された。そのなかで、セルフケア製品にも触れられ、叢生と食物由来の着色症例では、ルシェロ 歯みがきペースト ホワイトやルシェロB−20Sピセラ、ルシェロ フロスなどによる効果的な処方例を示された。
片山章子先生は「患者ニーズと変化にあわせた情報提供とプログラムづくり」との演題で、長くお付き合いしていただいている患者さんとの事例を交えて、患者さんに適切な時期に適切な情報を提供することの重要性を強調された。