口腔機能発達不全症の
診断・管理・資料ダウンロード

診断の流れや検査、機能訓練の指導などを紹介します。

口腔機能発達不全症とは?

なぜ歯科医院で、小児の口腔機能の検査や管理に取り組む必要があるのでしょうか。

小児期の口腔機能は常に、機能の発達・獲得(ハビリテーション)の過程にあるからです。

各成長のステージ(出生~12か月、12~18か月、18か月~3歳ごろ、3歳以降~6歳ごろ、6歳~12歳以降、18歳未満)において常に正常な状態も変化し、その時に機能の発達が遅れているか、誤った機能の獲得があれば、その修正や回復を早い段階で行うことが重要になります。
器質的な異常や疾病によるものだけではなく、器質的に異常はないが機能の獲得が遅れている状態を見極め、正しい成長に導くために評価し、対処することが重要です。

このような患者さんはいませんか?
  1. 哺乳量・授乳回数が多すぎたり少なすぎたりムラがある
  2. 離乳食が進まない
  3. 食べ物の噛み方がおかしい
  4. 食べるのに時間がかかる
  5. 食べるときの飲み込み方がおかしい
  6. なかなか飲み込むことができない
  7. 丸飲みしてしまう
  8. 食べこぼすことが多い
  9. 発音がおかしい
  10. いつも口を開けて息をしている
  11. 指しゃぶりをやめられない
  12. その他の口の癖がある
このようなことは機能の問題が関係している場合があります。
適切な対応をとらないと成人になってから、大がかりな治療の対象となることもあります。

口腔機能の獲得、成長発育は将来にも影響を及ぼします

乳幼児期から学齢期(高等学校を含む)にかけて、良好な顎・顔面・口腔の成長発育及び適切な口腔機能が獲得されていることは、将来にわたって口腔機能の維持・向上を図っていく上でも重要になります。


How to 診断

口腔機能発達不全症の
疑いがある

  1. 哺乳量・授乳回数が多すぎたり少なすぎたりムラがある
  2. 離乳食が進まない
  3. 食べ物の噛み方がおかしい、食べこぼしが多い、食べるに時間がかかる
  4. 食べるときの飲み込み方がおかしい、なかなか飲み込むことができない、丸飲みしてしまう
  5. 発音がおかしい、いつも口を開けて息をしている、また、指しゃぶりをやめられない
  6. その他の口の癖がある

口腔機能発達不全症の疑い

口腔機能発達不全症
チェックリスト

離乳完了前チェックリストで・・・

C-1~C-10の項目で2項目以上

離乳完了後チェックリストで・・・

C1~C-6を少なくとも1つ含む
C-1~C-12の項目で2項目以上

口腔機能発達不全症チェックリストリザルト 口腔機能発達不全症チェックリストリザルト

出典:日本歯科医学会
口腔機能発達不全症に関する
基本的な考え方
(令和6年3月)

離乳完了前の評価について

チェックリストにしたがって、1~3の機能項目の評価を行っていきます。
日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」の評価基準を参考にします。

C-1~6 哺乳

  • 先天歯、出生歯の有無を確認
  • 口唇、歯槽の形態異常の有無の確認
  • ①舌小帯短縮症、②舌の前方突出時の分葉舌様の形態の有無、③舌尖を歯列の外に出せない、開口状態で舌尖が上顎前歯に届かないなど、運動制限の有無の確認
  • リズミカルな吸啜運動、適切な授乳時間(15分~20分)の確認
  • 月齢に応じた授乳量と哺乳回数について確認

C-7~C-9 離乳

  • 首が据わってからの離乳が開始されているか確認
  • 適切な離乳食の与え方をしているかを確認
    9~11か月:離乳食摂取時の口唇の動きを確認。舌と口角の偏位が見られない場合、すりつぶし機能の獲得が遅れていると判断
    12~18か月:離乳食摂取時の口唇閉鎖、舌の動きを観察。前歯でのかじりとり、側方でのすりつぶしを行えているか確認

C-10 口唇の閉鎖不全

  • ずっと口を開けている所見がみられるかを確認

C-11 体格について

  • やせまたは肥満でないか、体重の増加量が少ない等を確認

C-12・13 その他

  • 鼻、頬や顎などの口の周辺、口の中に触れた途端に顔をそむける、全身に緊張がみられる場所があるかを確認

離乳完了前の各ステージのポイント

ステージ1(出生~12か月)

ステージ1(出生~12か月)
  • 新生児期、乳児期前半:原始反射を中心とした乳児嚥下
  • 乳児期後半:乳児嚥下と成人嚥下が混在
  • 5~6か月:離乳食開始(定型発達児)口唇と顎を閉じて捕食、嚥下
  • 7~8か月:舌による押し潰しを獲得
  • 8~9か月:乳切歯萌出、口蓋が高くなり上下的な口腔容積が広くなる
  • 9~12か月:保護者が差し出す食べもの拒否、手掴み食べが盛んに

ステージ2(12~18か月)

ステージ2(12 ~18か月)
  • 4前歯が生え揃い、その後、乳臼歯が萌出
  • 歯固め遊び、手掴み遊び盛んに
  • 手掴み食べから食具を使用に移行、前歯でのかじり取りができる
  • 15か月ごろ離乳完了
  • 15~16か月:自分で食べたいという意志が強くなる
  • 18か月:15~20語を話すようになる(個人差あり)

離乳完了前の留意点

・口腔機能の発達は出生児の在胎期間に左右されることがある。在胎37週より前に出生した早産児は修正月齢に換算して口腔機能を評価する。出産予定日よりも早く生まれた場合も機能獲得が遅れていることがある
・実際に家庭でどのような食品をどのように食べている、食べさせているのかを丁寧に問診する

出典:デンタルダイヤモンド社
『歯科衛生士とともに学ぶ GPのための小児歯科ケーススタディ』
Chapter7 口腔機能発達不全症 清水清恵 山階杏奈 平間南美
2024年4月発行

離乳完了後(18か月以降)の
評価について

チェックリストにしたがって、1~3の機能項目の評価を行っていきます。
日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」の評価基準を参考にします。

C-1~6  咀嚼機能

  • 平均的な歯の萌出時期を過ぎているか確認(乳歯6か月以上、永久歯1年以上)
  • 平均的な歯の萌出順から考えて次に萌出する歯がすでに萌出しているかを確認
  • 反対側同名歯の萌出から12か月以上遅れているか確認
  • 3歳以降、小児歯科学会の「3歳時歯科健康診断における不正咬合の判定基準」に準じて評価。
    混合歯列、永久歯列では、日本学校歯科医会の具体的な咬合判定「2」の基準に準ずる。
  • 1歳半以降、C3以上の齲歯、歯髄に達する破折歯、喪失歯があるかを確認
  • 「強く咬みしめて」咬筋の盛り上がりが触知できるか、左右差があるかを確認
  • 1歳以降、ほぼ適正な咀嚼回数は25~30回が目安。「長すぎる」は、嚥下完了まで概ね1分以上。
    「短すぎる」は、咀嚼回数5回未満、嚥下完了まで概ね5秒未満
  • 3歳以降、偏咀嚼は左右どちらかの片方で極端に噛んでいるか、左右頬部の触診で確認

C-7 嚥下機能

  • 唾液嚥下を指示したときに、「①上下顎歯列間に舌が介在している」「②上下前歯舌面に舌を圧接させて嚥下する」「③歯列の側方に舌を突出させて嚥下する」いずれかの所見があるか確認
  • 適切な離乳食の与え方をしているかを確認

C-8 食行動

  • 月齢に応じた哺乳量、哺乳回数か、食べる量、回数、ムラ食べの有無を判断する

C-9~12 構音機能

  • ずっと口開けている所見、口腔周囲筋、口唇の弛緩の有無を判断する。口唇閉鎖時に口腔周囲筋やオトガイ部の緊張があるか安静時に口唇閉鎖を認めず、開いているかを確認
  • 乳歯列完成期以降、乳児型嚥下、舌突出癖、弄舌癖、咬唇癖、吸唇癖等が頻繁に認められるか確認
  • 「舌小帯短縮症」、「舌の前方突出時の分葉舌様形態の有無」、「舌小帯の運動制限の有無」の確認

C-13 体格

  • やせまたは肥満でないかを確認(Kaup指数、Rohrer指数)

C-14~C-18 その他

  • 山本(Mackenzie)の口蓋扁桃肥大の分類2度以上のもの、幼児期において第3度、学童期以降で第2度以上かを確認
  • 睡眠時のいびきの確認(鼻閉のない状態で、睡眠時にいびきがみられることが多い)
  • 最大舌圧がcut-off値を下回っているかどうかを確認
  • 口唇、歯槽の形態に異常があるか、誤嚥を疑う所見があるか、食事をなかなか飲み込まない、話し方に問題がある等、チェックリスト以外の問題点を確認する

口唇閉鎖力検査値

  • 年齢別平均値に比較して1SDを超えて下回っているかどうかを確認

舌圧検査値

  • 各年齢のcut-off値を下回っているかどうかを確認

検査の算定
(離乳完了後3月に1回)

小児口唇閉鎖力検査100

年齢および性別に応じた標準値と比較し、年齢毎に診断する。低い値(-1SD未満)を示し、安静時や摂食時に口唇閉鎖を認めない・口呼吸(鼻性口呼吸、歯性口呼吸、習慣性口呼吸)などの所見を有する場合、口唇閉鎖力が不足していると診断する。

口唇閉鎖力の平均値と標準偏差(-1SD)

男児女児
平均値
(N)
-1SD
(N)
平均値
(N)
-1SD
(N)
3歳3.72.13.51.9
4歳5.13.04.82.8
5歳6.54.16.13.8
6歳8.45.57.14.6
7歳9.96.67.85.1
8歳9.86.58.05.0
9歳9.56.07.84.7
10歳9.15.77.74.6
11歳9.15.88.45.3
12歳10.16.99.26.1
15歳13.410.512.09.6
18歳14.211.612.610.6

rittoremeter-medical リットレメーターMedical
一般的名称:歯科用口唇筋力固定装置
医療機器分類:一般医療機器
届出番号:13B2X10260000003
リットレメーターMedical(製販元オーラルアカデミー、日本歯科商社取扱い)を使用する場合は、1N=0.102kgfで評価する。

口唇閉鎖力の平均値と標準偏差(-1SD)
重量キログラム換算表(1N=0.102kgf)

男児女児
平均値
(kgf)
-1SD
(kgf)
平均値
(kgf)
-1SD
(kgf)
3歳0.380.210.360.19
4歳0.520.310.490.29
5歳0.660.420.620.39
6歳0.860.560.720.47
7歳1.010.670.800.52
8歳1.000.660.820.51
9歳0.970.610.800.48
10歳0.930.580.790.47
11歳0.930.590.860.54
12歳1.030.700.940.62
15歳1.371.071.220.98
18歳1.451.181.291.08
舌圧検査140

舌圧が十分に発達していない小児に対しては必要に応じて3か月に1回のペースで測定を行う。以下のデータを目安とする。最大舌圧の測定結果は患者モチベーションの維持につながり、舌のトレーニングの効果の判断基準ともなりうる。

JMS 舌圧測定器 TPM-02

JMS舌圧測定器TPM-02
一般的名称 舌圧測定器
販売名 JMS舌圧測定器
承認番号 22200BZX00758000 管理医療機器
製造販売業者 株式会社ジェイ・エム・エス 広島市中区加古町12番17号

開封と準備

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歯科医療従事者向け使用方法

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舌圧測定データ表示用ソフトウェア

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舌圧測定データ表示用ソフトウェア
使い方動画

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患者さん向け使用方法(3分14秒)

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JMS舌圧測定器 TPM-02
舌の運動機能を最大舌圧として測定する舌圧測定器。
得られた測定値は摂食・嚥下機能や構音機能に関する口腔機能検査のスクリーニングの指標となります。本体がコンパクトなので、片手で簡単に保持できます。(本機器で得られた測定結果のみで、確定診断は行わないでください)

最大舌圧の平均値(kPa)

最大舌圧の平均値(kPa)

日本歯科医学会
口腔機能発達不全症に関する
基本的な考え方(令和6年3月)
より引用

離乳完了後(18か月以上)の
各ステージのポイント

ステージ3(18か月~3歳ごろ)

ステージ3(18か月~3歳ごろ)
  • 18か月ごろ:第二乳臼歯の萌出時期、スプーンやフォークを使って自分で食べるようになる
  • 3歳ごろ:乳歯列完成。硬すぎる、弾力がある、食物繊維が多い食材等以外は大人と同じようなものを食べられる
  • 構音機能は、1歳半~2歳で2語文、2歳以降では3~4語文を話せるようになる(個人差あり)

ステージ4(3歳以降~6歳ごろ)

ステージ4(3歳以降~6歳ごろ)
  • 乳歯列安定期、第一大臼歯・永久歯萌出開始までの時期
  • 普通食へ移行、咀嚼力も発達していく
  • 箸もつかえるようになるが、食具が適切でないと捕食がうまくいかないことも
  • 構音機能は5歳の終わりごろまでに完成(個人差あり)

ステージ5(6歳~12歳)
以降、18歳未満

ステージ5(6歳~12歳)以降、18歳未満
  • 6歳ごろから第一大臼歯・永久前歯が萌出を開始
  • 混合歯列期を経て12歳ごろには永久歯列となる
  • 口唇を閉鎖しての咀嚼が上手になり、箸などの食具を上手に用いることができるようになる

離乳完了後の留意点

・永久歯列完成期に近づくほど、歯列や咬合状態の異常が咀嚼や嚥下機能、口唇閉鎖に影響を及ぼすようになります。

出典:デンタルダイヤモンド社
『歯科衛生士とともに学ぶ GPのための小児歯科ケーススタディ』
Chapter7 口腔機能発達不全症 清水清恵 山階杏奈 平間南美
2024年4月発行

参考資料 
乳歯と永久歯の萌出開始年齢
および萌出順序

男児 女児
歯種 萌出開始年齢 萌出順序 萌出開始年齢 萌出順序
上顎 A 9か月 2 9か月 2
B 11か月 3 11か月 3
C 1歳5か月 7 1歳6か月 7
D1歳4か月 5 1歳4か月 5
E 2歳6か月 10 2歳6か月 10
下顎 A 7か月 1 8か月 1
B 1歳0か月 4 1歳0か月 4
C 1歳5か月 7 1歳6か月 7
D 1歳4か月 5 1歳4か月 5
E 2歳3か月 9 2歳3か月 9
男児 女児
歯種 萌出開始年齢 萌出順序 萌出開始年齢 萌出順序
上顎 1 7歳2か月 3 6歳11か月 3
2 8歳4か月 6 7歳11か月 6
3 11歳0か月 10 10歳3か月 10
4 10歳4か月 8 10歳0か月 8
5 11歳9か月 12 11歳6か月 11
6 7歳3か月 4 7歳1か月 5
7 13歳3か月 14 13歳0か月 14
下顎 1 6歳3か月 1 6歳0か月 1
2 7歳3か月 4 6歳11か月 3
3 10歳3か月 7 9歳6か月 7
4 10歳5か月 9 10歳1か月 9
5 11歳8か月 11 11歳8か月 12
6 6歳8か月 2 6歳3か月 2
7 12歳6か月 13 12歳6か月 13

管理

口腔機能の発達不全を有する18歳未満の児童

小児口腔機能管理料60

月1回

口腔管理体制強化加算50

月1回
※別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして、地方厚生局長等に届け出た診療所である保険医療機関において、口腔機能の管理を行った場合

歯科口腔リハビリテーション料3
1 口腔機能の発達不全を有する
  18歳未満の患者
50

月2回

1 歯科衛生実地指導料1
2 歯科衛生実地指導料2
口腔機能指導加算

80
100
12

月1回

各検査の算定月イメージ

〈例〉小児口腔機能管理料で毎月管理し、「歯リハ3」で月2回指導を行う場合
()内赤色数字は口腔管理体制強化加算を算定した場合の点数です(+50点)

初回検査月 1か月後 2か月後 3か月後
  • 小児口唇閉鎖力検査
  • 舌圧検査
  • 小児口腔機能管理料
  • 歯科口腔リハピリテーション料3×2
  • 歯科衛生実地指導料1+口腔機能指導加算
  • (●口腔管理体制強化加算)
  •  
  •  
  • 小児口腔機能管理料
  • 歯科口腔リハピリテーション料3×2
  • 歯科衛生実地指導料1+口腔機能指導加算
  • (●口腔管理体制強化加算)
  •  
  •  
  • 小児口腔機能管理料
  • 歯科口腔リハピリテーション料3×2
  • 歯科衛生実地指導料1+口腔機能指導加算
  • (●口腔管理体制強化加算)
  • 小児口唇閉鎖力検査
  • 舌圧検査
  • 小児口腔機能管理料
  • 歯科口腔リハピリテーション料3×2
  • 歯科衛生実地指導料1+口腔機能指導加算
  • (●口腔管理体制強化加算)
492(542点) 252(302点) 252(302点) 492(542点)

歯科衛生士実地指導料と併せて歯リハ3と重複しない口腔機能に係る指導を行った場合は、
口腔機能指導加算として12点加算されます。

※小児口腔機能管理料は歯科疾患管理料(もしくは歯科特定疾患療養管理料)を算定する場合に算定

算定要件などこちらにまとめております。

 ダウンロード

診断後の流れ

診断後の流れ

出典:日本歯科医学会
口腔機能発達不全症に関する
基本的な考え方
(令和6年3月)

How to トレーニング・管理

小児口腔機能発達不全症の管理では、患者への動機づけ、機能訓練の指導、生活指導などを行います。

ペコぱんだを使ったトレーニング

ペコぱんだを使ったトレーニング ペコぱんだを使ったトレーニング ペコぱんだを使ったトレーニング ペコぱんだを使ったトレーニング ペコぱんだを使ったトレーニング

ペコぱんだは、舌の筋力を強化するために開発された自主訓練用トレーニング用具です。
嚥下(飲み込み)に必要な舌と口蓋の接触力(舌圧)を強化するトレーニングが行えます。

噛む力と舌の動きに ガムトレーニング

【基礎編】
朝・昼・晩の1日3回、食前などに左右の奥歯で、ガムを片側20回ずつ交互に噛みます。

【応用編】
ガムを丸めて、舌の先で上あごに3秒間押し付けて伸ばします。

目的
嚙み砕く力 舌の筋力 だ液分泌

▼動画でチェック

【動画監修・指導】
東京歯科大学 教授 上田 貴之 先生

吹き戻しを使ったトレーニング

吹き戻しを使ったトレーニング

手を離した途端に吹き戻しが口から飛び出てしまう様子。

吹き戻しを使ったトレーニング

吹き戻しを手を使わずに咥えて吹くことが可能になった様子。

風船遊び

風船遊び

最初は手を添えて風船を膨らませている様子。

風船遊び

風船を手を添えずに膨らませることが可能になった様子。

舌トレーニング

舌トレーニング

舌をまっすぐ前に出すことができない様子。

舌トレーニング

スティックを用いて舌をまっすぐ前に出す練習をしている様子。

1分間鼻呼吸

1分間鼻呼吸

鼻での呼吸ができている様子を鏡の結露を本人にも見せながら行っている様子。

ガーグルストップ

ガーグルストップ

鼻呼吸の確認を行いながら、ガラガラうがいを行います。上を向いたままガラガラうがいを止めさせ、鼻呼吸ができているのか確認。

ポカンXを使ったトレーニング

ポカンX

口唇閉鎖不全および口唇ポスチャーの改善トレーニング装置です。

あげろーくん M メディカルを使ったトレーニング

あげろーくん M メディカルを使ったトレーニング

口輪筋、舌筋のトレーニング器具です。マウスピース(スプーン)を舌で上に押し上げる運動を繰り返すことにより、口唇力・舌筋群が鍛えられ、舌を正常な位置に戻すことを図ります。

タッチ・スティックを使ったトレーニング

タッチ・スティック

舌と下顎のポスチャー改善トレーニング。タッチ・スティックをくわえることで、口腔周囲筋のトレーニングが行えます。

(※)出典:デンタルダイヤモンド社
『歯科衛生士とともに学ぶ GPのための小児歯科ケーススタディ』
Chapter7 口腔機能発達不全症 清水清恵 山階杏奈 平間南美
2024年4月発行

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チェックリスト

離乳完了前チェックリスト

離乳完了前チェックリスト

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離乳完了後チェックリスト

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健全な歯列は健全な機能に宿る~小児期から口腔習癖に対応し、健全な歯列を育もう~

健全な歯列は健全な機能に宿る
~小児期から口腔習癖に対応し、
健全な歯列を育もう~
【執筆】
西東京市 山口歯科医院 河井聡先生

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待合室でわかる歯とお口の本 ハノコト

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歯科衛生士が知っておきたい!子どもの口腔機能へのアプローチ

歯科衛生士が知っておきたい!
子どもの口腔機能へのアプローチ
【執筆】
東京都・千葉歯科医院 浜野美幸先生

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お子さんのこんなこと、気になりませんか?

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