歯科器具の
洗浄・消毒・滅菌・管理
機器のMELAG(メラグ)
MELAG社は感染管理の
トータルソリューションを提供いたします。
医療衛生の製品を専門とした世界をリードするドイツのメーカーMELAG(メラグ)。
MELAGシステムは歯科医院で必要な器具の「洗浄・消毒・滅菌・管理」をトータルでサポート。
歯科医院に必要なステリライゼーションルーム・エリア(消毒・滅菌室)の構築を可能にします。
導入事例の紹介
ステリライゼーション
ルーム・エリア
(消毒・滅菌室)に求められる要件
すべての器材をクラスBの
高圧蒸気滅菌器で
滅菌する必要があるとお考えではありませんか
リスク評価と分類
器具のリスク評価と分類は器具の再生処理のための重要な要件です。
リスク評価のプロセスは、RKIの病院衛生・感染防止委員会(KRINKO)のガイドラインの付録5に基づいています。
次ページのフローチャートを利用することで、歯科医院は器具をその使用状況に基づいてセミクリティカルA、セミクリティカルB、及びクリティカルA、クリティカルB、クリティカルCに分類することができます。
クリティカルAに分類された器具は、必ずしもWDを使用した自動洗浄・消毒プロセスを経る必要はありませんが、クリティカルBに分類された器具は、全てWDで洗浄・消毒されるか高圧蒸気滅菌器で滅菌されなければなりません。クリティカルCに分類された器具は、再生処理はできません。
RKIの病院衛生・感染防止委員会(KRINKO)のガイドラインの表1によると、「クリティカル」に分類される器具はすべて体系的に包装、滅菌されなければなりません。
セミクリティカルBに分類された器具は事前の洗浄と消毒が強く推奨され、クリティカルBに分類された器具については事前の洗浄と消毒は必須とされています。

※1 トリートメントルームでの分別の際、出血を伴う処置に用いた場合には目視で確認できずとも「クリティカル」に分類して下さい。
※2 WDで行われる処理工程には通常、予備洗浄工程が含まれています。ただし、器具上の大きな汚れや水洗できない付着物などの除去はできません。
※3 バーやリーマ―等は、WDによる処理の前に超音波洗浄器等による予備洗浄を推奨します。
メラストアシステム
滅菌後の器材を保管する場合、器材を滅菌バッグで個包装する必要があります。
メラストアシステムなら個包装せず保管することができます。


MELAGシステムなら、
歯科医院で必要な
「洗浄・消毒・滅菌・管理」機器の
すべてが揃います。
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STEP1
器具の運搬
感染リスクを最小限に抑えるために、診療室で使用した器具や医療機器の汚れをふき取り、蓋つきの容器に入れ、できるだけ早く再生処理を行うステリライゼーションルームへの安全な運搬が必要です。
この際、器具に血液が付着したものとそうでないものを混載しないように注意します。 -
STEP2
洗浄と熱水消毒
手作業による洗浄・消毒は、多くの不確定な要素によって仕上がりに差が出る可能性があります。
超音波洗浄器「イージークリーン」はしつこい汚れもムラなく落とす3つの機能「温度調整機能・ガス抜き機能・スイープ機能」で高い洗浄効果を発揮します。
ウォッシャーディスインフェクター「メラサーム10」は、使用済みの器材を槽内にセットすれば、洗浄・消毒から乾燥までを全自動で行います。医療従事者の職業感染を防止すると共に作業負担も軽減します。 -
STEP3
目視確認・注油
ウォッシャーディスインフェクターの処理後は、器具を目視検査して、機能にも問題がないか確認を行う必要があります。器具によっては注油など別途メンテナンス用品による手入れが必要となるものがあります。
自動給油洗浄装置「ルブケア」は、ハンドピースを装着してスタートボタンを押すだけの簡単操作。セットしたハンドピースを自動的に連続処理します。スプレー缶タイプのため、アタッチメントとタービン、個別専用オイル使用で確実な洗浄注油が行えます。目視確認・注油
ウォッシャーディスインフェクターの処理後は、器具を目視検査して、機能にも問題がないか確認を行う必要があります。器具によっては注油など別途メンテナンス用品による手入れが必要となるものがあります。
自動給油洗浄装置「ルブケア」は、ハンドピースを装着してスタートボタンを押すだけの簡単操作。セットしたハンドピースを自動的に連続処理します。スプレー缶タイプのため、アタッチメントとタービン、個別専用オイル使用で確実な洗浄注油が行えます。 -
STEP4
包装
器具を高圧蒸気滅菌器で滅菌する前に、滅菌バッグシーラーを使用して滅菌バッグに密封するか、滅菌コンテナに収納する方法で、器具を適切に包装する必要があります。
滅菌バッグ「メラフォルロール」は、シーラー「メラシール100+」と併用することで、プレポストバキューム方式の高圧蒸気滅菌器の真空状態にもしっかり対応します。
シーリングシール幅10mmを保つため、急激な圧力変化による破裂を防止します。 -
STEP5
滅菌
滅菌は器具の外部と内部のすべての面に蒸気が行き渡るようにすることが重要です。
クラスBの高圧蒸気滅菌器「バキュクレーブ® 118/318 Prime」は、チャンバー内で真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことで、ハンドピース内部の中腔パイプ内の残留空気を抜き、蒸気を細部まで行き渡らせ滅菌を行います。安定した水質を維持する水処理装置「メラデム40」を使用することで水道水と直結し自動給水が可能になります。
「メラコントロール」、「コンパクトPCD(イエロー)」は滅菌ができているかの状態を確認することができます。 -
STEP6
記録と管理・ラベリング
再⽣処理(洗浄・消毒・滅菌)の記録管理を行うソフトウェア「メラトレースPro」はメラグ社製のウォッシャーディスインフェクター・滅菌器の動作ログ・バリデーション記録を一元管理することができます。
「誰が、いつ、どのように器材を処理したのか」を、処理済みの器材と紐づけることが可能になります。 -
STEP7
滅菌済みの器具の保管
滅菌された器具は、運ぶ際や保管中に再汚染が起きないように注意が必要です。器具を安全に保管することで再汚染を防止します。