講師紹介 株式会社 ディー・ピー・エス チーフコンサルタント 齋藤 忠
これから事業を起業する上で最も重要なことは、経営理念を掲げることです。
新規開業を志したならば、社会貢献を目的とし、経営者として「誰のため」「何のため」の社会的使命であるのかを明確にする必要があります。
経営者の第一歩として、事業の採算性を理解し、納得してから実行に移る事が肝要です。
当セミナーでは実際に事業計画書の事例を元に事業の採算性を数字から読み取っていただきます。
また、資金計画は事業継続の生命線の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
資金繰りが無理なく出来たか否かによって、その後の経営に大きな差となって現れます。
将来を見据えた資金計画にするための、知識と交渉についてお話しいたします。
開業候補地の将来に渡る変化や可能性を加味しながら、周辺人口や同業者についてのデータ収集・分析は最低限必要です。
歯科は、開業立地に大きく左右される業種ではなく、口コミ(評判)が重要な業種ですが、採算の取れる場所を開業地とすれば、経営のリスクは回避出来ると考えます。
ご開業前に就業規則を作成して備える必要があります。
雇用契約に関する法律の知識を取得し、開業地域の雇用条件を精査して募集の内容を決めなければなりません。
ホームページの活用や求人から就業規則の話までいたします。
医院の差はスタッフの違いといっても過言ではありません。
その為にも、学ぶことの重要性や仕事のやりがいについて、きちんと説明・教育すれば、常に向上心のあるスタッフとなることが考えられます。
多くの先生の課題であるスタッフ教育について解決のヒントとなれば幸いです。
講師ご挨拶
これから歯科事業をスタートする新規開業者や既に歯科医院経営を実行されている歯科医院経営者が、たった一人で現状を打破して将来の事業計画を実現することは容易なことではありません。
私共は開業後の滑り出しの経営がスムースに行くようにそして過去のデータを基にあらゆる角度から分析をして、一緒に新たな事業計画の策定を推し進めて行くブレインとして、その存在価値を発揮することができます。正義を旨とした歯科医師及び経営者として、それぞれの目標を実現することは困難なことではありますが、最後まで諦めずに一人でも多くの方にその目標に向けて邁進して頂きたいと思います。