クインテッセンス・デンタル・インプラントロジーやデンタルダイヤモンド等に臨床論文を多数執筆、「みるみる理解できる 図解スタッフ向けインプラント入門」、クインテッセンス出版、2007年、「審美領域におけるインプラント治療を考える」、砂書房、2007年の著者でもある。
「一症例を通してみるインプラント治療の流れと関連器具・器材」をクイッテッセンス・デンタル・インプラントロジーに連載。2009年〜2011年 2年間に渡る
従来、日常臨床において、パノラマX線写真やデンタルX線写真等のレントゲン診断では、その近遠心的および上下的な2次元画像からの情報をもとに診断を行っていた。しかしながら、近年、歯科医療での高度化に伴い、インプラント治療や歯列矯正、さらには歯周病や歯内療法にも、CT(コンピューター・トモグラフィー)からの、頬舌的な矢状断面や水平断面からの断層画像を含め3次元診断による画像情報が要求されている。
今回、明日から役立つ臨床診断の一つとして、CT撮影の必要性とその読影の基礎について解説する。