歯周組織と比較して、粘膜の組成、構造が脆弱なインプラント周囲組織において、インプラントを長期的に良好な状態で維持していくためには、インプラント周囲粘膜炎の早期発見、早期治療が重要です。したがって、私たち歯科衛生士には、インプラント周囲粘膜の状態を常に注意深く観察し、インプラント周囲粘膜炎を早期発見することが求められます。
そこで今回、インプラント周囲炎の予防を目的とした術前・術後管理について、当院の歯科衛生士が施行しているインプラント周囲組織評価法とプロフェッショナルケアの実際をお話させていただきます。