1. 第3回国際歯科シンポジウム
  2. 患者さんにやさしい矯正治療の未来像
  3. 筒井 照子 先生

患者さんにやさしい矯正治療の未来像

ホールD7 2011年10月23日日 (13:30〜17:30)

Dr

筒井 照子 先生

福岡県北九州市
筒井歯科医院

略歴・所属学会

【略歴】

1970年
九州歯科大学卒業
1970年〜75年
九州歯科大学矯正学教室在籍
1975年
北九州市八幡西区にて開業  現在に至る
1980年
学位取得

【所属団体・学会】

  • 日本矯正歯科学会専門医・認定医
  • 昭和大学歯学部兼任講師
  • 筒井塾・咬合療法研究会・JACD主宰

【著書】

クインテッセンス出版
  • 包括歯科臨床
  • DVD 包括歯科臨床
  • DVDジャーナル1〜3
  • 態癖―力のコントロール
医歯薬出版株式会社
  • からだ・顔・バランスケア−お口の健康を保つために−

要旨

すこやかに成長・エイジングしていただくために 〜矯正界としてできること〜

この30年位で、日本人の体・顔は大きく変化しました。その中でも、歯科の守備範囲である中顔面、下顔面は最も変化の大きかった所でしょう。軟食によると言われていますが、加えて、生活習慣の変化が口腔、顔面、全身に影響しています。

歯列の狭窄、顎位の偏位など、不正咬合は変化し、機能障害が多発しています。口腔だけの問題ではなくて、気道の狭窄、筋肉の過緊張、骨格の非対称の成長など、体のバランスを崩し、全身的な不定愁訴を訴える方が増えています。

私達の年代が30年前に習い始めた頃の患者さんと、不正咬合は明らかに変化しています。

時代の流れ、生活様式の変化によって、疾病の種類は変化して当然でしょう。御本人の持って生まれた遺伝的要因の中で、出来るだけすこやかに成長し、すこやかにエイジングしていただくために、後天的なひずみの要因をいかに予防し、起こってしまったひずみをどう取り除くか。それが私達矯正家に課せられた仕事だと考えています。

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