1. 第3回国際歯科シンポジウム
  2. アジアの歯科事情 〜高齢者社会における歯科の関わり 欠損補綴の臨床〜
  3. Jeong Chang-mo 先生

アジアの歯科事情 〜高齢者社会における歯科の関わり 欠損補綴の臨床〜

ホールD5 2011年10月23日日 (13:30〜17:30)

Dr

Jeong Chang-mo 先生

釜山大学校歯科大学
主任教授

略歴・所属学会

【略歴】

  • 延世大学校 歯科大学 卒業
  • 延世大学校 大学院 歯科補綴学 修練(研究生)
  • 延世大学校 大学院 博士学位取得
  • 米国 UCLA 歯科大学 訪問教授
  • 現 釜山大学校 歯科大学主任教授
  • 釜山大学病院 歯科病院 補綴課長

要旨

インプラント・オーバーデンチャー治療を成功させるための治療計画とアンカレッジシステムの選択

インプラント・オーバーデンチャーは、従来の総義歯と比べて、支持力、保持力、安定性に優れている。オーバーデンチャーを行った患者では、アタッチメント(アンカレッジシステム)の選択は、義歯の安定性と保持力はもちろん、支持骨へかかる負荷の観点からも重要となる。従って、治療の長期的な成功のためには、患者の状態を詳細に把握し、骨の支持能力の範囲内で咬合力を付与できる適切なアンカレッジシステムを選択しなければならない。不適切なアンカレッジシステムの設計による過負荷は、様々な合併症を引き起こすからである。

インプラント・オーバーデンチャーで用いられるアタッチメントは、形態的には単独アタッチメントとバーアタッチメント、機能的には硬性または弾性タイプに分類される。今回は、アンカレッジシステムの選択基準や、過負荷を最低限に抑えるアンカレッジシステムの設計、メインテナンスについて、私たちの臨床経験をとおして考察したい。

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