これから高齢者社会を迎えるにあたって、歯科医療はどのように関われるか。我が国にオッセオインテグレイテッド・インプラントが導入され約25年が経つ現在、無歯顎および多数歯欠損補綴における補綴オプションとしてインプラント補綴が一般的になってきたようであるが、ひとくちにインプラント補綴といっても、顔貌の審美性回復等を考慮した場合、総義歯補綴臨床に基づく臨床が必要となってくる。
本セッションでは欠損補綴に対する義歯やインプラントなどを用いてのアプローチについて、アジア各国から講師をお招きし、各国の歯科医療の現状などとともにお話し頂きたいと思います。