【略歴】

1982年

日本大学松戸歯学部 卒業
東京都練馬区・若林歯科医院勤務

1989年

東京都渋谷区にて開業

【所属団体・学会】

• CDC歯学研究会所属
• 歯考会歯学研究会最高顧問
• 目白歯周病研究会講師
• 日本歯周病学会 専門医・指導医
• 日本臨床歯周病学会 認定医・指導医
• 日本大学松戸歯学部 歯周治療学教室 非常勤医員
• 日本顎咬合学会 会員
• 日本抗加齢医学会 会員
• 米国歯周病学会 会員

「考える歯科臨床」歯周治療・小外科手術を成功させるための条件とは何か 〜すべての治療はココロに通ず〜

歯周病の80％は歯周基本治療で治ると言われており、その中心になるのはブラッシング指導、スケーリング・ルートプレーニングですが、基本に忠実で確実に行なわなければなりません。そして歯周基本治療に続く歯周外科処置やその後のメインテナンス・SPTにおいても患者さんの歯周治療への理解と協力がなくては良い結果は得られません。また、有病者に対して小外科手術を行なう際には患者さんの健康状態に十分注意を払い、術前に問診をしっかり行ないインフォームドコンセントをきちんとするように心がけなくてはなりません。また、小外科手術時の痛くない無痛麻酔と効果的な麻酔は患者さんから信頼を獲得する必須テクニックです。今回は歯周治療・小外科手術を成功させるための条件とは何かについて様々な角度から考えてみたいと思います。