1. 第3回国際歯科シンポジウム
  2. 患者さんとの関わりを大切にする歯科衛生士の役割
  3. 日山 邦枝 先生

患者さんとの関わりを大切にする歯科衛生士の役割

ホールC 2011年10月23日日 (13:00〜17:00)

DH

日山 邦枝 先生

昭和大学歯科病院
歯科衛生士長
歯科衛生士

略歴・所属学会

【履歴】

1977年 3月
鶴見大学女子短期大学部保健科卒業
1977年 5月
昭和大学歯科病院入職
2003年 4月
同・歯科衛生士長

【活動】

2006年 9月
昭和大学北部病院 口腔ケア活動開始(ICU、呼吸器系病棟)
2008年 4月
昭和大学口腔ケアセンター実務者委員
2009年 8月
昭和大学豊洲病院 口腔ケアセンター活動開始

【院外活動】

1992年 4月〜2011年 3月
高津看護学校 非常勤講師
1994年 4月〜1996年3月
東京都歯科衛生士副会長
2001年 4月
大田区訪問指導員
2005年 4月
大田区介護認定審査委員
2007年 4月
新潟大学歯学部 口腔生命福祉学科 非常勤講師
2011年 4月
日本歯科衛生士会常務理事


要旨

高齢者への対応 〜歯科衛生士のかかわりと今後の可能性を考える〜

在宅診療に携わるには、通常の歯科衛生士業務の知識や技術の外に、全身疾患や環境を考慮し対象者と家族〈介護者〉に向き合うことが必要です。

実施には患者の生活環境を含めた全体像を把握し心身状態を考慮し、口腔衛生管理に当たり、それらに必要な知識や技術、コミュニケーション能力、マネージメント力などが必要となります。これらが習得できれば、活躍の場は診療室、病床、施設、在宅等など、広がります。患者のために出来ることを模索して業務に当たり、家族の精神的なサポートが出来れば理想であると思います。

特に機能訓練は身体能力を見極め、患者や介護者の精神状態を考慮し実施して行くことが重要になります。訓練内容のすべてが難しいものではありませんが、危険を伴うことは頭に入れて行わなければなりません。

訓練指導は一両日で習得できない事ですが、今回、機能訓練の進め方や高齢者との関わり方など問題点を含めお伝えできればと思います。

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