患者さんとの関わりを大切にする歯科衛生士の役割
ホールB7 2011年10月23日日 (9:00〜12:00)
DH
村上 恵子 先生
東京都日野市
村上歯科医院
歯科衛生士
コーディネーター
大住 祐子 先生
大阪府大阪市
医療法人 貴和会
新大阪歯科診療所
歯科衛生士
コーディネーター
村上 恵子 先生 略歴・所属学会
【略歴】
- 1986年
- Cerritos College(Los Angels)歯科衛生士科卒業
- 同年
- Henry Takei DDS、Gary Kitagawa DDS、Periodontal Officeにてフリーランスとして勤務
- 1989年
- 神奈川県横浜市 有楽歯科勤務
- 1990年
-
東京都日野市 村上歯科医院勤務
現在に至る
【主な文献・著書】
- 歯科衛生士さんのための症例で見るオーダーメードのPMTC』、デンタルダイヤモンド社、2006年
- 『デンタルハイジーン別冊 「臨床に活かす!歯と口腔のビジュアルガイド」』(編者)、医歯薬出版、2007年
- 『予防の鍵、永久歯萌出期を乗り切る』DHstyle、デンタルダイヤモンド社、2008年9月
【その他】
- 日本歯周病学会認定歯科衛生士
- 日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士
大住 祐子 先生 略歴・所属学会
【略歴】
- 1979年
- 大阪府立公衆衛生専門学校卒業
- 1979年
- 大阪市中央区 阿保歯科医院に勤務
- 1984年
-
大阪市淀川区 医療法人貴和会新大阪歯科診療所に勤務
現在に至る
【所属団体・学会】
【著書】
- 「歯科衛生士のための ステップアップ!歯周治療 ―初診からメインテナンスまで―」、クインテッセンス出版、2002年
- 「はじめてチェアサイドに立つときに役立つ歯周治療独習ノート」(分担執筆) 歯科衛生士別冊、クインテッセンス出版、2010年
- 『別冊歯科衛生士 歯周インスツルメンテーション ズバリ紐解く私の問題点&改善点』、クインテッセンス出版、2011年
【その他】
- 日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士
- JIADS歯科衛生士コース講師
要旨
歯科衛生士に必要な基本スキルとコミュニケーションを見なおす
よりよい歯周治療は全ての医院がめざすところです。歯科医師の診断と治療の方法が結果を左右することは勿論ですが、患者さんの治療への希望や満足などがどのようなところにあるのかを把握して良い結果につなげていく上で、歯科衛生士の役割が非常に大きいと考えられます。基本に忠実で細やかな口腔内診査と患者さんの視点を心得たコミュニケーションは、初診からメインテナンスのいずれの段階においても大切なスキルです。
治療に役立つ情報は患者さんとの上手なかかわりの中から得られるものですし、その情報を活かした技術の提供が、より患者さんのモチベーションを高めることになると思います。
(大住 祐子)