GC Americaが新社屋の竣工式を執り行いました

 2019年7月26日、株式会社ジーシーの北南米拠点であるGC America Inc.(アメリカイリノイ州アルシップ)は、全米から来賓をお招きし、新しい社屋の完成を祝う竣工式を開催しました。新社屋は200人を超える従業員が働くオフィスであると同時に、新しいセミナーホールと技工・診療研修室を含む最新鋭の教育センターを備えています。

 竣工式は、アメリカ椿大神社の禰宜(ねぎ)ローレンス光一バリッシュ師による、伝統的な感謝と浄めの神式で始まりました。ジーシーの幹部社員と来賓がこの神式に立ち会いました。

 その後、イリノイ大学シカゴ校歯学部長Clark Stanford博士、株式会社ジーシー・GC International AG代表取締役社長中尾潔貴、米国歯科医師会会長Jeffery Cole博士、イリノイ州商業経済機会局局長代理Erin Guthrie様、駐シカゴ日本国総領事伊藤直樹様、アルシップ市長John Ryan様、ケー・ビー・ディー・グループ・インク社長Jeff Stiner様、そしてGC America社長Torsten Gillesの祝辞が続きました。そのほか、国際歯科連盟会長Kathryn Kell博士、シカゴ歯科医師会(CDS)常任理事Randall Grove様、CDS会長Cheryl Watson-Lowry博士、イリノイ州歯科医師会次期会長Alice Boghosian博士、サウスサバーバン歯科医師会会長Richard Bona博士、イリノイ州アルシップ市長John Ryan様、米国メキシコ商工会議所専務理事Ralph Biedermann様、などの来賓の皆様にご列席いただきました。

 開式の際、イリノイ大学シカゴ校のClark Stanford博士は「ここに集まった私たちは友情で結ばれています。友情で結ばれているからこそ私たちの結びつきは優れており、チーム一丸となって患者様に最高のケアを提供しようと取り組む姿勢にも優しさがあるのです」と述べられました。

 続いて弊社代表取締役社長の中尾は「なかま(社員)の皆さんが綺麗で新しいオフィスで仕事ができるようにするだけでなく、一つ屋根の下でなかまの結束を高めてもらうために建設した社屋です。なかまの皆さんが成し遂げてきた仕事のすべてが、この素晴らしい新社屋の完成につながっています」と述べました。

 またGC America社長のGillesは閉式に際し、「格別に誇らしいのは、この新社屋の中心的存在である最新鋭の教育センターです。歯科医療従事者の皆様に、生涯教育ニーズにお応えした最先端のツールを提供できるようになりました」と述べました。こうして全ての祝辞が終了し、中尾社長とRyan市長(アルシップ市)による乾杯、昼食会と続きました。

 新社屋の建設は2017年7月の地鎮祭に始まり、2019年6月に完成しました。新社屋の大部分は鉄筋コンクリート2階建てで、会議室10室を備えた最新鋭のオフィスエリア、技工室、研修室、研究開発エリアを含む4,958.6m2のスペースがあり、6,033.1m2の倉庫も併設されています。新社屋の完成により、今後のトランスプラントプロジェクトの拡充が可能になると同時に、分散していたGC Americaの各機能が初めて一か所に統合することになります。この統合により、米国全土の国民の生活の質向上と健康長寿に貢献する歯科企業として、社員のコミュニケーションとイノベーションが促進され、従来にも増して一般・矯正歯科ビジネスを推進すると共に、画期的な製品の創出が可能になると期待されています。


完成したGC America新社屋

日本古来のお浄め

中尾社長による祝辞