「日本歯科保存学会2017年度秋季学術大会(第147回)」が開催されました

 10月26日(木)・27日(金)の両日にわたり、盛岡市のマリオス(盛岡地域交流センターにて「日本歯科保存学会2017年度秋季学術大会(147回)」が開催され、約1,100名の参加登録者があり、たいへん盛会でした。
 学術大会は、「周術期口腔機能管理における保存診療 ~臨床的・基礎的観点から~」をテーマに韓国招待講演、特別講演、シンポジウム、認定研修会、ランチョンセミナー4題、講演発表(日韓若手セッションを含む)24題、ポスター発表(韓国ポスター発表を含む)174題他が行われました。
  大会長は、岩手医科大学歯学部歯科保存学講座う蝕治療学分野教授の野田守先生でした。

 韓国招待講演は、徳島大学大学院医歯薬学研究部歯科保存学分野教授の松尾敬志先生を座長に、Department of Conservative Dentistry, Seoul National University School of DentistryのByeong-Hoon Cho先生より「Application of non- thermal atmospheric pressure plasma in dental adhesion」という演題にて行われました。

 特別講演は、岩手医科大学歯学部歯科保存学講座歯周療法学分野教授の八重柏隆先生を座長に、岩手医科大学歯学部口腔医学講座関連医学分野教授の千葉俊美先生より「大学歯科初診外来から内科医として考えること」という演題にて行われました。

 シンポジウムは、大会長の岩手医科大学歯学部歯科保存学講座う蝕治療学分野教授の野田守先生をコーディネーターに、「周術期口腔機能管理における保存診療~臨床的観点・基礎的観点から~」というテーマで行われました。
 演題及び演者は以下の通りとなっております。

 「有病者の歯科診療に必要な循環器疾患診療の現状と課題」:岩手医科大学客員教授、循環器内科専門医 岩手県赤十字血液センター 中居賢司先生、「口腔と全身の疾患を繋げる共通の標的:メカノバイオロジーを介した結合組織疾患発症機構の解析」:東北大学大学院歯学研究科口腔修復学講座歯科保存学分野教授 齋藤正寛先生、「超高齢社会に対応できる歯学生教育」:北海道大学大学院歯学研究院 口腔健康科学分野教授 高齢者歯科学教室 山崎裕先生。

 また、ポスター発表においては、弊社研究員・村田享之「新規インジェクタブルコンポジットレジンの耐着色性」を、高山和人より「DNAチップを用いた唾液中の歯周病関連細菌叢の評価」を、高橋慎より「新規ホームホワイトニング材HWX-01の過酸化尿素放出性能の評価」を発表させていただきました。

 なお、次回第148回大会は、2018年6月14日(木)・15日(金)に神奈川県の横浜みなとみらいホールにて、神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯髄生物学講座教授の石井信之先生を大会長に開催される予定です


マリオス(盛岡地域交流センター

マリオス(盛岡地域交流センター

会場入口

会場入口


A会場(大ホール)

A会場(大ホール)

ポスター会場

ポスター会場


弊社関連発表1

弊社関連発表1

弊社関連発表2

弊社関連発表2


弊社関連発表3

弊社関連発表3

弊社関連発表4

弊社関連発表4


展示会場GCブース

展示会場GCブース