社長メッセージ

トップページ > GCの特徴 > 社長メッセージ

高い志を持つ「なかま」と共に未来を創る,
							私たちは歯科医療を通じて人々の“生きる力”を支えています

私たちが目指すところ

皆さんは歯の機能について考えたことはありますか。初めに思いつくのは「食べる」ことでしょう。つまり食物を咀嚼するという機能。歯を失ってしまうと食物を咀嚼することができない、つまり人間が生きていくうえで必要な栄養を摂取することができません。しかし歯の機能はそれだけではないのです。咀嚼するという動き、生理学で言うところの咬筋の運動は大脳を直接的に刺激し活性化させます。これに関連して咀嚼機能の低下は老人性認知症をはじめさまざまな疾病と深い関係性を持つという意見が有力であり、そのエビデンスを求めて世界各国で研究が進んでいます。スポーツの世界では咬合と筋力、瞬発力の関係性は自明の事実。咬合改善治療によるパフォーマンス向上はなかば常識となっているようです。

最近医療の世界でいわれるQOL(Quality Of Life)は、単に病を治すだけでなく人間らしい幸せな生活を取り戻すことを謳う概念です。厚生労働省と日本歯科医師会が推進してきた80歳の時点で歯を20本以上保とうという8020運動も、単なる歯を残すという目標から、好きな物を何でも食べることができる、つまり健康寿命を延ばすという方向へ達成すべき目標そのものが高度進化しています。また、食べる能力が低下した方向けの柔らかさや飲み込みやすさを重視した加工食品も、単なる栄養の摂取にとどまらず美味しく食べることに注目が集まっています。もちろん理想は高齢になっても家族と同じ食卓を囲み自分の歯で食べたいものを食べることですが、それが叶わない人にも楽しい食生活を提供する。口腔医療を通して人々のQOLに貢献するとはそういうことなのです。

ジーシーの取り組み

QOLを目指すにあたり、我々メーカーはものづくりで貢献というのが一般的イメージでしょうが、ジーシーは口腔医療のリーディング・カンパニーとして製品づくりだけでなく他メーカーや歯科医師も巻き込んだ、口腔医療業界全体をもう一段高い次元へ押し上げる活動、これを実施しています。最近、本社の隣に「カムリエ」というショップをオープンさせました。噛む・飲み込む機能が低下した方の食を考えるための拠点で、口腔ケア製品だけでなく介護食品、高齢の方にも安心して食べていただけるスイーツなどを提供したり、介護食や口腔ケアについて学べるワークショップを開催したりしています。QOLを実現するにあたって、口腔医療の周辺領域をいかに広げていくかというひとつの試みです。

もちろん未来ばかり見つめ、足下を忘れているわけではありません。ものづくりの基盤となる品質管理は、独自のクオリティ・マネジメントシステムを何十年にもわたり構築・発展させています。この品質経営は我々の経営の中核をなすもので、世界中の方々に安全で高品質な製品を使っていただくためには欠かせないもの。そうした長年の努力は、数々の品質に関する賞の受賞に表れており、日本でもトップレベルの品質経営を推進する企業として責任と誇りを持って活動しています。

一人ひとりがジーシーの原動力

経営陣やごく一部の社員だけが高い視点を持つ、それで十分なわけがありません。リーディング・カンパニーとして、QOL実現をターゲットに活動するには海外で働く社員、そして新人も含めて、すべての社員がジーシーという企業の目指すところを明確に認識し、日常の業務に臨んで初めて我々の力が発揮できる。

ジーシーが「健康長寿社会に貢献する世界一の歯科企業への挑戦」というVisionを大きく掲げているのも、営業部門、製造部門、研究開発部門、すべての社員がジーシーの向かうところに目を向けてほしいから。我々は、この「すべての社員」ということを非常に重要視しています。なぜなら社員は会社組織を構成する構成員でなく、お互いを敬愛する一人ひとり個性を持った「なかま」であるから。ジーシーとはそんな「なかま」が動かす会社なのです。これから入社してくる若い方も20年、30年をともに過ごす「なかま」としてお迎えします。だからこそ歯科医療に携わることへの誇り、ジーシーという会社とともに生きるという信念、そして自分の志を強くもってほしい。ともに世界一を達成し、明日の口腔医療を切り拓きましょう。