イニシャル LiSi(リジ)ブロック テクノロジーブック
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1-1 窩洞形成。フィニッシュラインを明瞭にして、窩洞の幅はしっかりと確保する。2-1 術前の状態。メタルインレーが装着されていた。ラバーダムを装着して治療を開始した。2-3 咬頭が2mm確保できなかったため咬頭を削除し、なるべく単純な形態の窩洞形成を心がけている。61-2 IOSによる印象採得後にCADでインレーの設計を行い、修復物の製作を行った。1-3 A3LTのインレーを装着。HTだとマージンが歯肉縁に近づくほど暗くなる印象がある。治療した歯は辺縁などの白さが濃かったので、辺縁隆線の色に合わせ、LTを選択した。2-2 メタルインレーを外してカリエスを除去。カリエスは広範囲に広がっていた。2-4 グレースフィル フロー A4でIDSを行った。しており、予後の経過も良好である。なお、いずれも接着には接着性レジンセメントのジーセム ONE EMを使用している。イニシャル LiSiブロックを使用してインレーとアンレーを製作した症例を供覧する。1 visitの短いチェアタイムでの治療ながら、審美的に優れた補綴修復に成功インレーの症例アンレーの症例症例1症例2イニシャル LiSiブロックによるインレー・アンレーの修復

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