ebook20240601
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❶❸❷❹❸2424エンドクラウンにおける支台歯形態の模式図(文献【01】を参考に作図)約6■https://www.hotetsu.com/files/files_1075.pdf滑らかにする平坦化させる⚫咬合平面と平行にする。⚫クリアランスは、1.5 mm 以上にする。⚫歯肉縁上⚫全周90°のバットジョイントマージンとする。⚫辺縁に歯肉縁上エナメル質を可及的に残存させる。⚫辺縁から髄腔壁移行部は可及的に滑らかな形態とする。⚫髄室保持部の長さは少なくとも2.0 mm 以上、可能であれば3.0-5.0 mm を確保する。⚫髄腔壁の軸面テーパー角度は片面約6°(4-6°)とする。⚫根管口部に空隙を生じさせずに髄床底部は可及的に平坦化させる。なお、日本補綴歯科学会から発出されている「保険診療におけるCAD/CAM 冠の診療指針」【01】にてエンドクラウンについても適応症、考慮すべき事項、支台歯形成の方法について述べられている。参考文献【01】 (公社)日本補綴歯科学会:保険診療におけるCAD/CAM 冠の診療指針2024 ❶ 咬合面クリアランス 1.5mm以上❷ 髄室保持部 2.0mm以上❸ 辺縁幅 2.0mm以上❹ 全周90°バットジョイントマージンエンドクラウンの支台歯形成適切なクリアランス、咬合平面に平行、歯肉縁上、髄床底に触れない、アンダーカットがないことが求められる。(1)咬合面(2)咬合面以外

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