セラスマート テクノロジーブック
9/24

▶ ▶ ▶ ▶ ⚫大きなフィラーにより、表面平滑化が 難しい⚫摩耗後にフィラーが抜け落ち粗面化= 光が乱反射⚫ナノフィラーにより、滑沢な表面の獲得⚫摩耗後も平滑な表面維持= 光は研磨後と同じように反射⚫粗面による対合歯滑走時の高い抵抗⚫フィラーの抜け落ちにより表面粗面化⚫荒れた表面により 更なる摩耗の誘発⚫滑沢な表面で,対合歯滑走時の低い抵抗⚫摩耗後も平らな表面の維持イメージ図イメージ図自社従来技術では、粒径が1mmの1000分の1にあたるµmオーダーの大きいものを使用しています。この場合、摩耗で粒子が抜けた箇所や粒子が表面に突出した箇所が粗面化し、光が乱反射してツヤが消えやすくなります。一方、セラスマートシリーズでは、1mmの100万分の1にあたるnm オーダーの微細なナノフィラーを使用。これにより、表面が平滑になり、ツヤが得られやすくなりました。平滑な表面では光が乱反射しにくく、摩耗したとしても構成しているフィラーが小さいため、摩耗面もより平滑になり、ツヤが落ちにくくなります。研磨直後と同じように光が反射し、乱反射しにくいのです。ナノフィラーテクノロジーで設計されたセラスマートシリーズは、表面の凹凸を研磨することで平滑にしやすいので、簡単に、短時間でツヤ出しが実現できます。ナノフィラーの使用は耐摩耗性の向上にもつながります。セラスマートシリーズはフィラー粒径が細かく表面が平滑になるので、対合歯滑走時の抵抗が低く、摩耗後も平らな表面が維持され、さらなる摩耗もしにくくなっています。対して、自社従来技術の場合は、フィラー粒径が大きいため、表面がより不均一で平滑になりにくいため、対合歯滑走時の抵抗が高く、フィラーの抜け落ちが起きやすくなります。これにより、表面が粗くなり、さらなる摩耗が誘発されてしまいます。ナノフィラー使用ツヤの獲得・維持ナノフィラー使用摩耗しにくい!従来技術ツヤの消失従来技術摩耗しやすい(フィラー粒径が細かい)研磨直後(フィラー粒径が細かい)研磨直後(フィラー粒径が大きい)研磨直後摩耗後(フィラー粒径が大きい)摩耗後研磨直後摩耗後摩耗後9ナノフィラーによるツヤの獲得と維持ナノフィラーによる良好な耐摩耗性

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る