h 42h 42h 42h 42h 42h 42h 420005CT0005CT0005CT0005CT0005CT0005CT0005CT0005CTh42ジーシー研究所 データ接着強度が増し、硬化も速くなるので、「術後しばらくものが食べられない」といった患者の負担も軽減されます。ジーセム ONE neo、ジーセム ONE EMによる接着の際、接着強化プライマーを支台歯側(対エナメル質、対象牙質)に使用した場合、使用しなかった場合で、せん断接着強さを比較しました(JIS T 6611試験に準じました)。接着強化プライマーを使うことで、24時間後、サーマルサイクル(5℃⇔55℃)5000回後の条件いずれにおいても、歯質との界面の安定した接着が得られることが確認できました。この結果と同様に、他のグループからも報告され、考察の結果、ジーセム ONEを接着強化プライマーと併用した象牙質とのせん断接着試験で10分後、24時間後、またサーマルサイクル10000回負荷した結果、いずれの条件でも高い接着強さが獲得できること、サーマルサイクル後にも接着強さの低下が無いことが考えられます【14】【15】。とりわけ10分後のような早期から、十分な接着強さが得られていることは注目すべき点です。対象■質 せん断接着強さ(MPa)対エナメル質 せん断接着強さ(MPa)454035302520151050プライマーなし接着強化プライマー併用ジーセムONE neoプライマーなし接着強化プライマー併用ジーセムONE EM454035302520151050プライマーなし接着強化プライマー併用ジーセムONE neoプライマーなし接着強化プライマー併用ジーセムONE EM16ジーセム ONEシステムによる接着強度CAD/CAM冠、CAD/CAMインレ―の接着には、ジーセム ONEシステムを推奨しています。このシステムでは、支台歯側に接着強化プライマー、補綴物であるCAD/CAM冠ブロック側にG-マルチプライマーを組み合わせることで、より強固な接着力を発揮し脱離のリスクを低減できるものとなっています。歯質とジーセム ONEの接着
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