36)、37)ー90°0°+90°0°ー90°+90°0°ー90°+90°25GCヨーロッパ発!4つの実験検証動画「シェードマッチ」光源からサンプルに入った光がどの方向にどの強度で進むのか、検出器で調べます。晶性が高く、高い光透過性を示す(入ってきた光をまっすぐ通す)のに対し、象牙質はタンパク質と無機質の複合体で高い光拡散性(入ってきた光を周囲に広げる)を示します。理想としてはエナメル質、象牙質それぞれに合わせた光学特性のCRを使いたいところですが、それでは修復ステップが煩雑になってしまいます。そこで、ジーニアルアコードではその両方の特徴も合わせ持つ光学特性を付与しました。これによりシンプルでありながら審美的要求にこたえる修復材料としています。34)、35)、天然歯エナメル質、象牙質、ジーニアルアコードの光拡散性(変角光度計での検出結果)34)、35)エナメル質はまっすぐ光を通し、象牙質は光を拡散し丸く広げる光学特性がある。そこで、ジーニアルアコードでは、その両方の特徴を合わせ持つ光学特性を与えました。フィラーに加えて、粒径や屈折率の異なるナノフィラーを数種類組み合わせて配合36)することによりこの光学特性を実現しています。また、歯質には蛍光性があることが知られています。ジーニアルアコードでは蛍光性も歯質に近く設定し38)、より自然な色調であることを支えています。ジーニアルアコードは前歯・臼歯にお使いいただける一方、シンプルな色調選択を実現する5コアシェードを中心とした色調を提案しています。限られた選択肢でも広く色調をカバーできることを意図し、本製品には歯質の特徴に合わせた光学特性が付与されています。修復物を周囲歯質の色調と調和させるための手法として、CRに光拡散性を付与するいわゆるカメレオン効果というものが知られています。一方で、天然歯のエナメル質と象牙質は異なる光学特性を持ちます。変角光度計という特殊な装置で調べると、エナメル質は無機質の結検出器検出器□90°□90°光源変角光度計の測定原理例えば、光透過性の高いCRを深い窩洞に適用すると修復物は暗くなり(底部の暗さが透けて見える)、光拡散性が高いCRを浅い窩洞に適用すると白く浮いて見える(外からの光が強く拡散する)ことになります。そこで、ジーニアルアコードでは透過性と光拡散性を最適化し、いずれにも調和し得る光学特性としているのです。その仕組みはフィラーの配合にあります。前述のHPCシンプルな色調選択を実現する光学特性エナメル質象□質0°0°ー90°+90°ー90°ー90°ジーニアルアコード0°ー90°+90°ー90°天然歯象□質0°0°+90°+90°動画0°+90°天然歯象□質+90°エナメル質、象□質それぞれの光学特性を1ペーストでカバー天然歯エナメル質天然歯エナメル質ジーニアルアコードジーニアルアコード+90°サンプルサンプル光源ー90°+90°
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