172分でわかるエバーエックス フロー(そのひみつ編)CR充填症例長さ(平均)140µm直径(平均)6µm動画アスペクト比(ファイバーの直径と長さの比率)の最適化により、高い破壊靭性と良好な操作性を両立するテクノロジー臨床を含めたエバーエックスフローの基本的情報はこちらをご参照ください。ファイバーがランダムに配向していることがわかる。程から得られた設計を模倣して象牙質を代替する材料として本材料は設計されました。本材料では、天然歯象牙質の物性を実現するためにガラスファイバー(繊維)を配合し、ランダムに配向させています。これにより、象牙質に近い曲げ弾性率を実現しています。バイオミメティクスとは、生物が進化の過程で獲得してきた理にかなった形態、機能、構造を模倣することで優れた研究開発を行う技術的アプローチを意味します。天然歯歯冠では無機質からなる硬いエナメル質が、無機質に加えてコラーゲンファイバーを含み弾力性のある象牙質に支えられる構造となっています。この進化の過ガラスファイバーを用いた技術は多方面で活用されていますが、特に歯科保存修復材料としての開発では特別なアスペクト比(ファイバー長さ÷径)とする必要がありました。これを実現したOptimalAspectRatio(OAR)テクノロジーによりSFRCとして製品化に至りました。※Optimal Aspect Ratio(OAR)テクノロジーとは充填・支台築造用ファイバー強化型フロアブルコンポジットレジン象牙質代替を意図したSFRC(Short Fiber-Reinforced Composite:ショートファイバー強化型CR)。ベースや支台築造で力を発揮します。 コンセプトはバイオミメティクス(Biomimetics:生体模倣)。SFRC硬化体断面のSEM像10)エバーエックス フロー 特設サイト&解説動画動画特設サイトエバーエックス フロー
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