直接修復テクノロジーブック
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強度が高い摩耗が少ないmμ/さ深耗摩強度が高い摩耗が少ないmμ/さ深耗摩着色が少ないE⊿差色aPM/さ強げ曲aPM/さ強げ曲864200000 ▶ツヤの消失▶ツヤの獲得・維持フィリングチップⅢ ニードルフィリングチップⅢ プラスチック(ジーシー研究所測定データ)(ジーシー研究所測定データ)(ジーシー研究所測定データ)(ジーシー研究所測定データ)※2%のコーヒー水溶液に1週間浸漬(ジーシー研究所測定データ)糸引きが少なくキレがいい1705.31705.3製品G-フロー ONE自社従来製品■コーヒー着色試験 10ナノフィラー使用(フィラー粒径が細かい)20015010050自社従来製品自社従来製品200150100501.9G-フロー ONE9136.09136.09.013G-フロー ONE では、ナノフィラーが均一に分散しているため、より表面が平滑であり、かつ咬合によるフィラーの脱落や大きな凹みの発生・進展を大幅に抑制できます。さらに、G-フロー ONE は高い曲げ強度を備えており、臼歯部のような強い咬合力が加わる部位でも修復形態を長期にわたり安定して維持可能です。このような材料特性により、長期的な機能維持と審美性の両立が求められる臨床現場において、信頼性の高い修復が期待されます。ナノフィラーによる良好な耐摩耗性 (模式図)作性と付形性を発揮し、窩洞の形態や大きさを問わず幅広い症例に対応可能です。充填時のストレスを軽減し、再現性の高い修復を実現でき、臨床応用性に優れたイジェクタブルレジンです。G-フロー ONE には、独自の「FSC テクノロジー」と「レジンマトリックスの最適設計」が融合されているため、従来品と比較して低吸水性であり、レジン修復材料としての長期安定性が向上しています。その結果、レジンの色調変化や吸水着色を最小限にとどめ、自然な色合いの持続を可能にします。特に審美性が重視される前歯部において、経時的な変色リスクの低減は、予後の信頼性につながる大きなメリットです。CR における摩耗・破折・欠損は、修復物のマージン形態や咬合関係の変化を引き起こし、長期予後に大きな影響を及ぼします。なかでも咬合面の摩耗や欠損は、表面の粗造化を通じてプラークの付着を助長し、咬合歯の摩耗リスクを高める要因となります。特に、大粒径フィラーまたは凝集フィラーを含む材料では、咬合によってフィラーが脱落すると深い凹みが生じやすく、その凹凸が咬合歯の滑走抵抗を高め、さらなる摩耗や欠損の進行を招く恐れがあります。G-フロー ONE は、適度な流動性と高いチキソトロピー性を兼ね備えており、シリンジ圧に応じてスムーズに押し出される一方、口腔内では垂れにくく、狙った充填部位に安定して留まります。この性状により優れた操チキソトロピー性を利用することによって、高い形態維持性やシリンジからの押出しやすさを実現FSC テクノロジー、マトリックスレジンの 最適化により実現した低吸水性と耐着色性予後を支える、高い曲げ強度と優れた耐摩耗性幅広い症例で、充填しやすい自社従来製品自社従来製品●ナノフィラーにより、滑沢な表面の獲得●摩耗後も平滑な表面維持= 光は研磨後と同じように反射浸漬前浸漬後研磨直後摩耗後自社従来製品研磨直後摩耗後■三点曲げ試験G-フロー ONE■咬合摩耗試験40302010G-フロー ONE■三点曲げ試験G-フロー ONE■咬合摩耗試験40302010G-フロー ONE押し出し固さ(kgf)1.62.3従来技術(フィラー粒径が大きい)●大きなフィラーにより、表面平滑化が 難しい●摩耗後にフィラーが抜け落ち粗面化= 光が乱反射

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