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SESSION 8

ザ・コラボレーション
審美×補綴 (International)

モデレーター:梅津 清隆 先生
ASENSIO, Ramón 先生 & GARCIA ARRANZ, Joaquin 先生(DT)
三和 りょう 先生(DT)・ZAROW, Maciej 先生

 梅津清隆先生をモデレーターに、ASENSIO, Ramón先生とGARCIA ARRANZ, Joaquin先生が登壇された。三和りょう先生とZAROW, Maciej先生は、オンラインでご講演とディスカッションが行われた。

 スペインでご活躍されているASENSIO, Ramón先生と歯科技工士のGARCIA ARRANZ, Joaquin先生は、臨床現場とラボとのチームワークを、インプラントや歯冠修復物など複数の臨床例を交えて解説された。そのなかで最終目標となるのは、患者さんの顔貌(スマイル)であり、歯の健康、機能、審美性であると語られた。

 ポーランドでご活躍されている歯科技工士の三和りょう先生は、患者、歯科医師、歯科技工士との素晴らしいコラボレーションを実現するための重要な要素として、実際に使用されている3つの魔法の材料(3 Magic Ingredients ①A Realistic Model、②Dental Photography、③Digital Try In)について臨床例を交えて解説された。

 ポーランドでご活躍されているZAROW, Maciej先生は、ポーセレン・ベニアは、21世紀における重要な審美修復としたうえで、歯科医師や歯科技工士にとっては、理想的ではない協力関係によって、いまだに困難な修復方法となっていることを指摘された。患者さんの信頼を獲得するため、歯科医師と歯科技工士とのより良いコミュニケーションによって協力関係をもつことが重要であると強調し、臨床例を交えながら解説された。