※登壇者はアルファベット順で表記しております ※プログラム・演者は変更になる場合がございます ※新型コロナウイルス感染症の状況に応じて変更となる場合があります
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再生歯科医療の今と未来

本セッションでは再生歯科医療における著名な研究者より、歯周組織再生材料、骨補填材の研究報告や臨床応用法、そして再生療法の今後の展望を発表いただきます。
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Moderator

村上 伸也 教授

大阪大学大学院

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Lecturers
  • 再生歯科医療のこれから

    バイオマテリアルの恩恵を受けながら発展してきた再生歯科医療は,さらに先端技術を取り込みながら歯科医療にイノベーションをもたらそうとしている。我々はこれまでにiPS細胞から優れた骨形成能を持つ骨補填材を作製する技術を確立してきた。また,チタン表面をセメント質様にナノ改質することでインプラント周囲への歯根膜誘導に成功している。本講演では,これら最新の研究成果を紹介しながら,再生歯科医療の展望を議論したい。

    人生100年時代における再生医療の価値とは? 最新の科学技術で歯周組織を操り、歯を創る 再生医療技術から高精度医療へ

    再生医療,歯周組織再生,歯の再生,in situ組織再生法,ナノテクノロジー,歯根膜付きインプラント,iPS細胞,オルガノイド,高精度医療

  • Periodontal Tissue Engineeringの将来展望

    成長因子の一つである塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF-2)をシグナル分子として垂直性骨欠損部に局所投与することにより、有意な歯周組織再生が誘導されることが明らかになった。さらに骨補填材と併用することにより、そのFGF-2の効果がさらに高められることも報告されている。今回のシンポジウムでは、FGF-2製剤(リグロス®)に関するこれらのデータをお示しすると共に、最近臨床研究が行われた、リグロス®とサイトランス® グラニュールの併用効果についても報告したい。

    シグナル分子、特にFGF-2を用いた歯周組織再生療法の現状と課題 FGF-2と骨補填材との併用効果の可能性 幹細胞移植療法の将来展望

    Tissue Engineering,シグナル分子,足場材,幹細胞,FGF-2, 骨補填材, 歯根膜細胞,間葉系幹細胞

  • Emerging Concept in Periodontal Regeneration

    Presentation of the need for a better understanding of the biologic processes involved in periodontal wound healing and regeneration. Role of biologic agents, scaffolds, and bone grafts. Presentation of new data on the potential of newly developed synthetic bone grafts (Cytrans®) for periodontal regeneration. Outlook in the future.

    Biology of Periodontal Wound Healing and Regeneration,Biologic Agents,Scaffolds,Newly Developed Bone Grafts