



“私、本当に理解できてる?”
DHが学ぶインプラント周囲炎


Moderator
大月 基弘 先生
DUO specialists dental clinic

-
みんなで学ぼう “インプラント周囲炎”
インプラントは歯科医師だけの治療ではありません。インプラント治療が終了した後は皆さま、歯科衛生士が主役となってインプラントを守っていくことになります。実際はインプラント治療を行う前にも、歯科衛生士は大いに関わっており、歯周基本治療などを通じ、歯科医師と同等、もしくはそれ以上に患者を知っているのです。本日は、インプラントを長く患者に使っていただくために、基本知識の確認を行っていただきたいと思います。
インプラント周囲粘膜炎 インプラント周囲炎 有病率 有効な治療法
-
インプラント周囲炎を歯科衛生士がどのように防ぐか?
インプラント治療が身近な治療になるにしたがいトラブルが増えていることも事実です。なかでもインプラント周囲炎はインプラントを喪失する要因の一つになっています。今回の講演ではインプラント周囲炎を未然に防ぐための歯周病の管理、インプラント術前の処置としての歯周基本治療、インプラント周囲炎に罹患した時の非外科的対応そしてメインテナンスについてお話ししたいと思います。
歯周基本治療の重要性 インプラント手術後の術後管理 メインテナンスで確認すること インプラント周囲炎を発症した時の対処法
-
長期症例から考えるインプラント・メインテナンス
2021年7月厚生労働省発表による我が国の平均寿命は女性87.74歳 男性81.64歳と過去最高を更新した。歯を何らかの原因で喪失してから行うインプラント療法は、50代以降の患者層が大半を占め、インプラントを良好な状態で長期間使用するためには、患者の高齢化を考慮した口腔ケアが求められる。インプラント周囲粘膜の炎症に対してどのような対応を行うか、実際の症例を通して考えてみたい。
インプラント長期症例におけるメインテナンスの実際について
(上部構造の形態や、使用アバットメントによる影響について インプラント周囲炎を起こさないためのメインテナンスしやすい口腔内環境の重要性) インプラント周囲炎に対する対処法
(当院での取り組みについて) インプラント症例における訪問口腔ケアの実際について
(来院できなくなった患者をどうケアしていくのか 当院の取り組みについて)