※登壇者はアルファベット順で表記しております ※プログラム・演者は変更になる場合がございます ※新型コロナウイルス感染症の状況に応じて変更となる場合があります
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今までの予防、そしてこれからの予防
~求められる変化への対応~

社会環境が大きく変化するなかで口腔ケアが重要視される今、歯科医院ではどのような対応が求められるのか、セルフケアの重要性をどのように伝えれば良いのか、それぞれの医院で行う予防への取り組みをこれからの展望とともにご紹介いただきます。
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Moderator

加藤 正治 先生

高輪歯科

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Lecturers
  • 10年先を考えるサステイナブルな予防に向けた取り組み

    COVID-19によって人々のライフスタイルが変わりました。今までの予防は歯科医院に来てもらうことに注力してきましたが、今後はホームケアで成果を上げることへシフトしていかなければなりません。
    セルフケアの最大の難題は持続させることであり、その最も効果的な解決策が「セルフケア処方」ですが、これからはモノを処方するだけでなく、自宅でも上手く続けられるようなやり方を処方することが求められるでしょう。
    このパートでは、この先10年で到達すべきオーラルケアの目標を考えてみます。

    ケアアイテムの最適化とセルフケア処方の継続 セルフメンテナンスとサポーティブケア アプリによるスマート化で続けるホームケア ケアダイン®による補綴維持療法の予防効果 安心して通い続けられる診療室の空間デザイン

  • 新しい時代を生きる 歯科衛生士のミッション

    世界中が新時代のターニングポイントにいる今、歯周病においても新分類が発表されるなど私達にも考え方と行動に大きな変換が求められています。しかしながら歯科衛生士には人々の健康を守るという不動の使命があります。ブレない信念をもちながらこの時代の変化に対応していくには過去を振り返りながら現状ニーズに対応したケアを提案していく必要があります。その上で今一度歯科衛生士のミッションを確認してみませんか。

    歯周病新分類を理解した口腔ケア 適材適所に応じたケア見立て 歯科衛生士のミッション 生涯メインテナンスとホームメインテナンスの融合

  • 長期管理における歯科衛生士の役割

    歯科医院において歯科衛生士は患者さんの変化に気がつきやすい立場にあります。長期間一人の患者さんと向き合い接していると、全身状態や口腔環境、生活習慣、生活背景等に変化が生じます。口腔内の長期管理において患者さんが安心して帰ってこられる場所作りや、患者さんにとって必要情報伝達、患者さんの記憶に残る一言をかけられるかが重要です。
    本講演は歯科衛生士の立場からセルフケア内容を提案し、プロフェッショナルケアでは何を行っているか、臨床症例を交えて紹介します。

    幼年期~成年期の間、歯科衛生士としてサポートできること 壮年期以降に着目する点 患者さんと長期にわたり、向き合い、口腔内環境を整えるために何ができるのか 環境に適応するために生活スタイルや考え方、仕事等、様々なものが変化するので、その対応を考える