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義歯治療温故知新「古きを学んで新しきを知る」

義歯治療にお悩みではありませんか?
「快適で噛める義歯」「患者さんが満足する義歯」などアジアトップクラスの講師陣を招いて皆様にお悩み解決のヒントをお伝えします!
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Moderator

阿部 二郎 先生

阿部歯科医院

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Lecturers
  • 「古きを学んで新しきを知る」~「総義歯治療の過去、現在、未来」

    可撤性の欠損補綴の教育は、Gysiの石膏印象(1930)にはじまり、Boucherのコンパウンド印象(1960)、そして、咬合採得に的を絞ったBio-functional prosthetic system法(1980)が発表された。また、これまで誰もが不可能と考えていた下顎総義歯の吸着テクニックの開発(1999)、さらには、2-インプラントオーバーデンチャー(2003)と発展してきた。そして、現在ではデジタル吸着義歯が注目されている。今回は有床義歯の過去から現在、そして、今後の未来について話をしたいと思う。

    従来型の義歯製作,生体機能補綴機構,下顎吸着総義歯,インプラントオーバーデンチャー,プリントタイプとミリングタイプのデジタル義歯

     
  • The Key Role of Preliminary Impression in the Treatment of Complete Denture

    総義歯作製時の適切な印象採得法は多くの歯科医師に共通する課題である。印象採得時、辺縁の印象が不十分または過剰に取られることが頻繁にある。義歯作製時、どの段階でもミスが起こり得る。我々は精密な印象を行うことによって誤差を減少させる。そのためには問題を提起することよりも問題を回避するという考え方に変える必要がある。概形印象時、義歯の辺縁を決定する方法について発表する。各個トレーの辺縁をより簡単に設定するのに役立つ方法である。

    Preliminary Impression,Tray Position,Individual Tray,Occlusal Plane Setting,Posterior Border of The Maxillary

  • ダイナミック印象を用いた臨床 ~難症例を無理なくマネジメントする~

    総義歯治療では全人的なアプローチが必要であり、今以ってなお時間軸を利用した顎位の確認、術者患者間における適切なコミュニケーションの重要性は変わらない。演者はこのポイントを確実に得ることを目的として、治療用義歯を応用した臨床を行っており、ダイナミック印象による義歯製作を行なっている。本講演においては一般に対応に苦慮しやすい症例を提示し、ティッシュコンディショナーの用い方、そして難症例への有効性について解説したい。

    デンチャースペース,リップサポート,咬合高径,人工歯排列位置,咬合面形態,シングルデンチャー

  • インプラントオーバーデンチャーを生涯に渡り活用するために

    高齢患者の増加により、インプラント治療分野における様々な問題や制約など、これまでにない新たな問題を生み出す可能性が示唆されている。よって、これまで論じられてきた安全・確実な治療術式の確立から、さらに患者の高齢化を見据えた上部構造の設計やメインテナンスプログラムの確立へと、インプラント治療分野は新たな局面を迎えていると言える。このような背景からも、近年我が国において、高齢患者に対するインプラント治療、なかでもインプラントオーバーデンチャー(以下、IOD)に注目が集まっている。 しかし、IODを安易に適用することによる義歯や人工歯の破損など、日常臨床におけるトラブルの発生頻度は決して少ないものではなく、とくに上部構造設計やインプラント埋入位置に対しては、固定性装置と同様に慎重な判断が必要となる。今回は長期安定を考慮したIOD設計のポイントを、臨床的考察を加えながら報告する。

    インプラントオーバーデンチャー,Prosthetic Driven Treatment Planning,コンピューターシミュレーション,ガイドサージェリー,アタッチメントセレクション

  • Designs of Partial Removal Dental Prosthesis and Their Posttreatment Maintenances

    部分義歯(RDP)は、欠損歯のある患者にとって効果的な治療方法である。 快適なRDPを作成するには、慎重な診断、計画、およびメンテナンスが必要である。 ただし、口腔状態と欠損部領域が患者によって異なるため、臨床医にとってRDPの設計は常に課題である。残存歯列の歯周組織へのリスクを防ぐ方法は何か? また、メンテナンスも簡易的にするための方法とは? 本発表では、ケネディ分類に基づくRDP設計を紹介する。この手順により、欠損歯部やアバットメントのパターンを認識できるようになるかもしれない。 RDPセット後の臨床所見、および管理法についても説明する。

    Denture Design,Tooth Survival,Prevent from Further Tooth Loss,Maintenance,Kenndy Classification