「GC友の会 55周年シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催しました

  9月4日(日)に、弊社社屋(GC Corporate Center 5F)にて、「GC友の会 55周年シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催致しました。今回は全5回開催する歯科医師向けのプレミアムシンポジウム&レクチャーの第5回目の最終回となり、「患者さんが喜ぶ義歯臨床」というテーマにて、コーディネーターの東京都調布市にてご開業の阿部二郎先生をはじめ、埼玉県川口市にてご開業の亀田行雄先生、山形県東根市にてご開業の佐藤勝史先生、東京都世田谷区エースデンタルの歯科技工士 小久保京子先生にご講演いただきました。

  先ず始めに、阿部二郎先生が無歯顎あるいは多数歯欠損症例に対しインプラント補綴の勢いが加速しても現在の日本においては圧倒的に可撤性の義歯が多く、フラビーガムとシングルデンチャーに対する治療をメインに、咬合不安定な患者の総義歯製作、歯科技工士との連携の重要性と情報共有などについて解説されました。

  お昼休みをはさんで、佐藤勝史先生から「僕にもできた下顎総義歯の吸着臨床」という演題にて、下顎総義歯の吸着のメカニズムから、その理論に基づいた総義歯の製作について、印象採得法等の実際の臨床テクニックをご紹介いただきました。

  続いて小久保京子先生が「吸着する下顎総義歯臨床におけるチェアーサイドとラボサイドの連携?患者さんが喜ぶ技工をするために?」という演題にて、歯科医師・歯科技工士間でどのような情報提供やコミュニケーションが必要か歯科技工士の立場からお話いただき、先生が実際に行われている立会い技工や患者満足度をあげるためのジンジバルキャラクタリゼーションについてもお話しされました。

  そして、亀田行雄先生が「Implant Overdentureを用いた奥噛みの達成」という演題にて講演され、超高齢社会においては可撤式義歯が重要となることや、Implant Overdentureのスタンダードは2?Implant overdentureであり、Implant overdentureを成功させるためには、(1)義歯治療をベースとすること (2)安全な外科手術を行うこと (3)メインテナンスを徹底すること などが重要であると解説されました。

  4月より開催しておりました、プレミアムシンポジウム&レクチャーは歯科技工士向けを含め全7回、弊社社屋(GC Corporate Center)にて開催し、大変多くのの先生方にご参加いただきました。プレミアムシンポジウム&レクチャーと同じく、ジーシー創業90周年・GC友の会55周年シンポジウムとして、第3回国際歯科シンポジウムを2011年10月22日(土)・23日(日)に開催させていただきますので、是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。

阿部二郎先生

阿部二郎先生

亀田行雄先生

亀田行雄先生

佐藤勝史先生

佐藤勝史先生

小久保京子先生

小久保京子先生

シンポジウム会場

シンポジウム会場

GC Corporate Center

GC Corporate Center