「第24回日本接着歯学会学術大会」が開催されました (2/1)

 2006.2.1

「第24回日本接着歯学会学術大会」が開催されました

  1月28日(土)・29日(日)の両日にわたり、鶴見大学記念館にて「第24回日本接着歯学会学術大会」が開催されました。
  今回は、「歯科接着のさらなる可能性を探る」をメインテーマに、特別講演1題、シンポジウム2題、一般講演16題、ポスター発表18題が行われました。
  大会長は、鶴見大学歯学部歯科補綴学第二講座教授の福島俊士先生でした。

  特別講演は「金属アレルギーと審美修復について」と題し、東京都ご開業で東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科アレルギー外来(臨床教授)の松村光明先生が、アレルギーのメカニズム、検査・診断の現状、メタルフリーによる最先端器材を応用した解決策の可能性について講演されました。

  シンポジウム1は「歯科接着と審美修復」と題し東京都でご開業の高橋英登先生の座長で、日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授の宮崎真至先生が「最新の歯質接着技術による審美修復」のタイトルで接着メカニズム変遷と展望を、東京都でご開業の北原信也先生が「ラミネートベニアによる審美と機能の改善」のタイトルで審美修復治療の臨床例を報告され、活発な討論がなされました。

  シンポジウム2は「失活歯における咬合面の修復法を探る」と題し大会長の福島俊士先生が座長兼シンポジストとして「失活臼歯の修復法を考える」のタイトルで企画の趣旨と過去の取り組みを、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科摂食機能保存学講座う蝕制御学分野講師の二階堂徹先生が「コンポジットレジンによる失活歯の修復」のタイトルで直接法および間接法の修復方法について、香川県でご開業の真鍋顕先生が「できる限り歯を長持ちさせるという視点から」のタイトルで長年の臨床経験を基に臨床例をご講演されました。その後活発な質疑が行われました。

  なお来年は5月12日(土)・13日(日)に、札幌にて日本歯科理工学会と同時開催される予定です。


鶴見大学記念館
鶴見大学記念館
会場ご案内
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特別講演
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シンポジウム
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ポスター会場
ポスター会場
展示会場
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