2004.1.28

「第22回日本接着歯学会学術大会」が開催されました

1月24日(土)・25日(日)の両日にわたり、鹿児島市民文化ホールにて「第22回日本接着歯学会学術大会」が開催されました。
今回は、鹿児島では珍しく小雪が時々降る中での開催となり、会場から眺める桜島も冠雪していましたが、「人にも歯にも優しい接着歯科治療/桜島を眺めて熱く語る」をメインテーマに、特別講演3題、一般講演24題、ポスター発表26題が行われました。
大会長は、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科・咬合機能補綴学の田中卓男教授でした。

特別講演1は「石灰化組織のコラーゲン像が示唆すること」と題し、長崎大学名誉教授の桂暢彦先生が学生時代から追究し続けてきた歯根膜のコラーゲン繊維とセメント質の結合組織について語られました。

特別講演2は、日本大学歯学部教授の松村英雄先生が「貴金属接着システムの変遷と今後の展望」のタイトルで、非貴金属の接着から貴金属接着への接着システムの変遷について、基礎的なことをおさえながら臨床についてもご自身の症例を交えて明解にお話しされました。

特別講演3は、アラバマ大学歯学部教授の鈴木司郎先生が「接着の実際−クリニカルリサーチから学んだこと−」のタイトルでアラバマ大学での研究活動で学ばれたこと、例えば材料評価では研究室の接着力データが良くても、臨床での接着耐久性の評価も続けることが重要であることや、高い接着力を示す材料であっても術者の技量がその効力発揮度を左右することなどを、ジョークを交えてお話しされました。

なお来年は4月22日(金)〜24日(日)に、東京国際貿易センターにて第2回国際接着歯学会が開催される予定です。大会長は愛知学院大学歯学部の千田彰教授です。



桜島

鹿児島市民文化ホール

メインホール

ポスター発表

展示会場