アバットメントシステム

現在、インプラント治療は口腔機能の回復のみならず、審美性に関しても高い完成度が求められるようになってきており、単に自然観の上部構造によって歯冠部を再現するというだけでなく、口腔全体との調和も重要な要素になっています。上部構造を作製する上では、患者さんごとに異なる口腔内の状況に対応するため、さまざまな形態のアバットメントが必要になります。ジーシーでは基本となる削合型のプレパレーション(カスタム)アバットメントシステム、鋳接型のUCLAアバットメントシステム、コニカルアバットメントシステムに加えて、CAD/CAMによる設計・加工を行うFDアバットメントシステムをラインナップしており、さまざまな症例に対応していただくことが可能です。

多彩なアバットメントバリエーション

FD (Free Design)
アバットメントシステム
ワックスで自由に設計してCAD/CAMで加工する、形態審美性に優れたシステム。
プレパレーション (カスタム)
アバットメントシステム
部位・症例に合わせ、機能性や審美性を考慮してカスタマイズできるシステム。
UCLA アバットメントシステム
臨床応用の幅が広く、審美補綴を簡便に行うことができるシステム。
コニカル アバットメントシステム
自然な歯冠形態の再現に適したシステム。

1FD(Free Design)アバットメントシステム

FD(Free Design)アバットメントシステム

目的のアバットメント形態が簡単に得られる、形態審美性に優れた先進的なアバットメント。ワックスで自由に設計後、CAD/CAMで加工するため効率的です。
加工はサテライトラボ(CAD/CAMシステムでの計測、データ送信が可能な施設)の他、ジーシーCAD/CAM加工センターでも受け付けています。
生体親和性の高い純チタンを使用しており、国内生産のため、安定したデリバリーが可能です。

FD(CAD/CAM)アバットメント加工の流れ

FD(CAD/CAM)アバットメント加工の流れ

適応および製作過程

CAD/CAMを用いて純チタン製のオリジナルデザインのアバットメントを製作する過程

※ 写真はセティオ(エクスターナル)での製作過程になりますが、ジェネシオ(インターナル)も同様です。

適応および製作過程

2プレパレーション(カスタム)アバットメントシステム

プレパレーション(カスタム)アバットメントシステム

個々の部位・症例に合わせ、機能性や審美性を考慮してカスタマイズできる、適応範囲の広いシステムです。また、個々の部位・症例に合わせてカスタマイズでき、より簡便で審美的な補綴が可能です。さらに、エクスターナルには角度の補正が必要なケースに簡便な技工操作で対応できる、アングルカスタムアバットメントもラインナップされております。

多様なケースに対応できる設計

さまざまなケースに審美補綴が行えるよう設計されています。

多様なケースに対応できる設計

豊富なバリエーション

フィクスチャー各径に対し、インターナル用は3種類、エクスターナル用は2種類のカラー部高さをラインナップしました。さらにエクスターナル用には、最大豊隆径別にスタンダードとLタイプの2種があり、症例に応じてお選びいただけます。

豊富なバリエーション

アングルカスタムアバットメント

角度の補正が必要なケースにおいても、簡便な技工操作で対応できるアバットメントです。また、歯軸方向を自在に調整できるよう、フィクスチャーとの接合部に、30°単位で回転角度が変えられるダブルヘックスを採用しました。

前歯部において唇側に埋入方向が傾斜しすぎてしまった症例
インプラント埋入の傾斜により角度が制限された補綴物が装着できない症例

3UCLAアバットメントシステム

上部構造体をフィクスチャーに直結させるスクリュー固定や、内冠・外冠に分ける二重冠構造によるセメント固定など使用範囲が広いシステムで、簡便に審美補綴が行え、広い臨床応用が可能です。また、対合歯とのクリアランスが不足している症例や歯間の狭いケースなどに適しています。

UCLAアバットメントシステム

低いポジションまで切削可能/短いカラー部

低いポジションまで切削可能/短いカラー部

4コニカルアバットメントシステム

アバットメントと上部構造体の一部となるゴールドシリンダーから構成される、自然な歯冠形態の再現に適したシステムです。上部構造にかかる過剰なストレスを、フィクスチャーに達する前にゴールドスクリューによって回避されるような安全設計です。また、カラー厚の種類が多く、歯肉厚や状況に応じた適切なティッシュマネージメントが行えます。

低いポジション/短いカラー部

低いポジション/短いカラー部