


ジーシーVS日本タイコニウム、架空トップ会談、パート2
というわけで、今回は架空トップ会談ではじまりました。
私は古文が得意なわけではありませんが、兼好法師が書いたといわれる、徒然草というのが何故か好きで、なんと序段の「つれづれなるままに日ぐらし硯にむかいて……」というところだけは暗記しているくらいです。もちろん全部読んだわけではなく、ところどころ、おもしろいと思ったところだけを知っているていどですが、読むたびに、今も昔も感じるところは同じなんだなーと妙に感心してしまうのです。

私が一番好きなのは第百九段の「高名の木登り」という話で、木登りの名人が、男に高い木の上の枝切りをやらせて、それを下から監督している。枝切りが終わって、切っていた男が降りてくる。木登りの名人は下でそれをジーっと見ていて、もう飛び降りても大丈夫なところまで降りてきたところで、はじめて「危ないから注意して降りろ」と言った。木を切っていた男が「飛び降りても大丈夫な、こんなところまできて、何でそんなことを言うのか」と聞くと、「上のほうにいる時は自分でも緊張しているから心配ないのだ。飛び降りても大丈夫と思ったぐらいの時が一番危ないのだ」と答えたのです。今にも通じる、とてもわかりやすい話ですよね。
亡くなった祖母が昔、「老人会の旅行の帰りに、一つ手前の駅までくると、いつも急に眠くなるんだよ」と言っていたのを思い出します。
高名の木登りの話の最後に蹴鞠のことが書かれています。バレーボールを足でやるような昔の高貴なスポーツですが、その蹴鞠で、難しいボールをうまく蹴ったあとに、やさしいボールがくると必ず失敗してしまう、というのです。ほんとうにおもしろい例えでしょ。
この一年間、4回にわたってこのリレーエッセイに参加させていただきました。無事終わったところで、また一年間延長して参加させていただくことになりました。最後まで気をゆるめることなく、でもあんまり気負わないで一生懸命書きますから、またよろしくお願いします。
Vol.166
総義歯のワクワク海外活動〜その4Vol.165
米国ボストンの歯周病専門医Vol.164
熱い京都で歯の健康を祈るVol.163
Oral DesignVol.162
国際社会Vol.161
Try to Be PositiveVol.160
総義歯のワクワク海外活動〜その3Vol.159
学生実習(2)Vol.158
コミュニケ―ションを考えるVol.157
God of Dental Ceramics -Vol.156
世界一周Vol.155
“歯磨き指導”から学んだこと 〜一期一会〜Vol.154
総義歯のワクワク海外活動〜その2Vol.153
学生実習(1)Vol.152
青年期Vol.151
Dr. McLeanとの出会いVol.150
死を考えるVol.149
金太郎のことVol.148
総義歯のワクワク海外活動〜その1Vol.147
天然歯の保存は永遠のテーマVol.146
開業して20年、そして神だのみVol.145
アメリカに来るまでVol.144
世界歯科連盟(FDI)と方言Vol.143
Labor DayVol.142
『人は、人の中で人として、・・・』Vol.141
噺家の手ぬぐいVol.140
“マジマック そして、今を生きる”